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2009年 08月 03日
24時間生放送中(オーロラ中継)
携帯サイト: http://malive.jp PC版: http://aulive.net ------- 計算間違いをしておりました。 自分の履歴。 2000年に会社員生活から別れ、オーロラ生活を始める決心を固めたと思っておりました。 今年は独立後9周年だと思っておりました。 2009年7月31日金曜日、旧知の仲と食事をしながら再計算。 あれ。。? う。。。10周年だ!! 遊造を法人化したのは平成16年ですが、個人事業主として独立したのが1999年だった! いや~、これはまずい。いろんな資料に2000年と書いて印刷してしまっている。。。 まぁ、略歴詐称。。ってことではないですが、略歴勘違いってやつですね。 1999年。独立したときの資金は貯金合わせて100万円。会社の先輩達が「独立するならFAXが必要だろ」といただいた商品券でFAXを購入。東京・代々木上原に自宅兼オフィス用の小さな部屋を借り、オーロラ仕事に向けた資金と技術・経験を蓄えるためのシステム屋さん遊造が始まりました。ちっぽけなパソコン机一つと、中古で買ったノートPC1台。会社員時代の友人から譲り受けたLinux用のPC1台。 営業先の目処なんてないし、そもそもエンジニアだったので営業方法すらわからずに、30歳になる前に!という思いで飛び出したわけですが、大学の先輩が勤める会社に1ヶ月分の生活費程度の仕事をまずいただき、その後に必死に営業重ねた会社から大きな仕事をいただいたときは、「できる」かどうか関係なく、「生活する」ために喰らい付くことを覚えたときでした。 この仕事は今でも忘れません。 日本外科学会総会という、日本の学界の中でもっとも大きな学術イベントで利用するシステムの開発。東京国際フォーラム全てが会場になり、そこに複数のインターネットコーナーを数箇所設置し、来場者が自分のシステムを利用するときのサポートを行うという内容でした。当時はブロードバンドなんて存在しなく、インターネットと言えばISDN。会場への回線工事の手配、そして当日僕の仕事を手伝ってもらうアルバイトさん20名ほどへのレクチャーと管理。 システムの動作状況、アルバイトさんの業務形態管理等、自分の携帯にメールで随時自動送信する機能をつけたりなど、いまのLive!オーロラの遠隔操作・管理機能にも経験上役に立っているようです。 システム利用画面のデザインにも気を使いました。医者の人たちはMacファンが多い。デザインをMac風にこしらえて、システム上どうしても不便になってしまう機能などを、Mac好きが多い利用者に対する心証をインターフェイスでカバーしてみようというチャレンジもしてみました。 たった一人でよくもまぁこんな仕事をこなしたものだと自分でも感心しますが、29歳だった若造の僕にそんな仕事をくれた当時の責任者の方には頭が下がります。そして僕を信じて一緒に頑張ってくれた当時のアルバイトのみなさんの事も忘れていません。 2年前、その責任者の方と久しぶりの再開をしました。僕の雰囲気を見ただけで「古賀さん、本当にいろんな経験をされてきたのですね」とお褒めの言葉をいただいたときは、本当に嬉しかった。社会も大人の事情もわからないで生意気で突進するだけでしたから。その後「古賀さんに影響されて」という言葉はリップサービスだと思うけれど、その方は40代後半で独立をされました。またいつの日か、必ず一緒に仕事をさせていただくときがくると思います。 今思えば、この経験は「プロデュース、開発、運用、サポート、現場」の一連をこなした初めての仕事でした。間違いなくLive!オーロラへの一歩になっています。 オーロラ研究の科学者の方々と出会うのは、この数年後。まだまだ先のことですが、その出会いを活かすことができたのはこうした経験を貪欲に積んでいたからだと思います。 オーロラの勉強、オーロラに関わること、それだけの経験よりも、こんな仕事での経験の方が絶対に大切だと確信しています。経験は選択肢を広げます。思考を助けてくれます。過ちを気付かせてくれます。 多分、これからも色々な事がおきるでしょうが、それも経験です。 10周年。 今年はこれまでとはなんだか心持が違うのは10年も経っていたからなのでしょうか。 科学者でもないのに、自分で気持ちが悪い(?)ほどオーロラに詳しくなっているのは当たり前か。 先月NICTに在籍されていた頃から目をかけていただいていたJAXAの小原博士と久しぶりにお会いしました。「古賀さんは、かなり詳しいですよ」とお墨付き?をいただいたときは、素直に嬉しかったですが、なんというか不思議な思いでした。JAXAと言えば、学生時代に就職科に貼ってあった「宇宙開発事業団」の募集要項を見ながら、「どんな人がこんな凄いところに行くのだろう。。」と友人とぼーっと眺めていたことを思い出しますが、その宇宙開発事業団はその後JAXAになり、気が付けばJAXAだけじゃなくいろんな国の研究所の方と仕事をする機会が増え、講演会にも呼ばれ、アラスカ観測所ではNASAと隣り合わせなんて、夢のまた夢の事。というよりそんな状態に自分がいるなんて想像すらしていませんでした。 ただ、「オーロラで食べていきたい!」と思っていただけなので。 10年って凄いです。全力疾走すれば10年でここまで来れるのかと。相変わらずこういう事に想い耽ることは殆どないですが、さすがに7月31日の夜はちょっぴり感傷にひたりました。 やっぱり失ったものへのはかなさ。どうしようもない事へのせつなさ。 前に進むことは何かを得るだけではなく、そういうものなんだとつくづく思います。 10年前、誰も足を踏み入れたことがない荒野に一人で種をまき始め、そこにどれだけの人が目を向けようが、嘲笑されようが、自分はぜんぜん変わっていないということには満足しています。 「一輪の花がそこに咲き、通りすぎる人がいれば、その花に視線を向ける人もいるだろう。 視線が増えようが、周囲に花が咲こうが、僕はそこに咲く一輪の花。」 これから10年、20年。この先どうなっているのか全く想像できません。一点の悔い無しなんて人生は僕にはないだろうと思います。誰もやっていない事なんで、ヒントが殆どない。歩みの99%は失敗ですから悔いは山ほどあります。 こういう生き方が好きというわけはなく、もっとスマートに生きたいぞーーと思いつづけるけれど、できないしやり方がわからない。 今、10年間耕し種をまき、成長させてきた土地にようやくちっぽけな一輪の花が芽を出してきたところです。 ようやく楽しくなってきた(ような気がする)。 さぁあと半月でオーロラが帰ってでしょう! 今シーズンはどんなオーロラ達が顔をだしてくれるのでしょうか! そして、みんながどんな顔でオーロラと遭遇するのでしょうか! 仕事だ!なんていいながら、やっぱり大好きです!! ゆうぞう ------- 24時間生放送中(オーロラ中継) 携帯サイト: http://malive.jp PC版: http://aulive.net -------
by ausky001
| 2009-08-03 02:47
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